xerina34bpのブログ

何万人分の1の介護士

午前2時のくりいむパン

今日は久しぶりの連休の2日目です とは言え議事録出来上がったので市の介護保険課やら関係各所にレジメ等と一緒に発送しないといけないので郵便局へ行きます

グループホームは2か月に1度運営推進会議というものを開催しないといけなくてその担当を任されています コロナ以前は施設へ地域住民の代表や市の介護保険課の方々に来ていただいて開催していたのですがコロナ感染拡大防止の目的で書面開催となり今回で6回目かな? 実際に施設で皆さんの顔を見てする会議の方が私は好きですね この会議の議題を考えるのが又大変でいつも頭を抱えちゃいます    なんでも良いよと言ってはもらえるのですがそれがムズイんですよー  ですがまぁ頑張ります  折角私にと指名していただいたわけですので紆余曲折悩みながらですが前に進みたいですね

 

運営推進会議で必ずやるべき議題は「身体拘束」です  介護施設は勿論医療機関でも身体拘束廃止委員会があり真剣に取り組まなければならないものです         以前介護職歴10年、20年という大先輩方とお話させていただいた時に10年前位には実際に身体拘束は身近であったと聞き驚いた事があります  私達が介護の勉強をする際にテキストの写真やイラストで見るつなぎ服(鍵付き)拘束衣ですね ベッドに縛り付ける器具とか見た事もあり使った事が有りその行為がほぼ当たり前だったと聞いてショックでした  今でも病院等で手術後で患者さん自身が自分で繋がれている色々な管や患部を触ったり外してしまわないように入院の際に同意書を書く事は私も母で経験あるので知ってはいます  それは要件を満たしているという考え方なんでしょうね     私達の介護の現場でも身体拘束出来る3要素があります が身体拘束0宣言しているので実際に身体拘束は無いのですがそこには職員各位が身体拘束についてナンでそれがダメな行為なのかを意識し学ばなければならないと思います  と言う私も介護職に就いたばかりは暴力やセクハラしてくる入居者様に対しこちらからはほぼどうにも出来ない事に理不尽な思いも沢山しました メガネを壊されたりお尻や胸を触ってきてもガマンをしなくてはいけない事が原因で離職も考えた事も何回もあり何回も泣きましたね   身体拘束という言葉は知っていたので本気で考えた事も正直1回や2回では無いです が実際には出来なかったですね  初めてのブログでも書いたように私はおばあちゃん子だったので入居者様のそういう行為は認知症がさせる事だと知ってたからかも?ですねただ男性入居者様は正直つい最近まで苦手でした

身体拘束・虐待(残念な事に時々テレビで介護施設での職員の利用者様への暴力行為が話題になりますね)の多くは夜間つまり夜勤者が当事者です職員1人で対応する場合は勿論複数体制でも1人の考えが周りに感染して見て見ぬふりをして行われるんだと想像します  勿論この人達も身体拘束の意味やどうしてそれがダメなのかを勉強会やスタッフミーティングで耳にタコが出来る程聞いているハズなのですが?

介護は人対人です 入職した際に先輩から「今は見えないかもしれないけどある日それに気付くから」と言われた事が今も心に残っています  それは相対しての絆というか大きな意味での愛情というか  入居者様はワガママです簡単に言うとかまってちゃんなんです 自分だけを見ていて欲しいんだと思います 既婚者の方はそういう意味では子供と一緒だと言った方もいます   なんとなくわかる気がします    ですから個別にお話しする時は他の方から見えない様に居室でか他の入居者様に私の背中が見える様にしてます そして1人に余り時間を掛けない事も大切かな?認知症の方は良い意味で直ぐに忘れちゃうので短い時間での対応を1日何回もする様に心掛けています    その方が心に残っている気が私はするんですよね  

ある意味認知症は毎日が今がはじめまして なので私も新鮮な気持ちで対応出来ます はじめましての気持ちの方ともう1方に「私バカになっちゃったよー何が何だかワケがわからない」という不安で常に頭がいっぱいで自分ではどうにもならない気持ちを頭が痛い・気分が悪いという表現で私たちに訴えてきます 

 あー ついつい長文になってしまった 郵便局に行ってこないと(笑)